6急きゅう使したちは、王おうとその高こう官かんたちから託たくされた手て紙がみを携たずさえて、イスラエルとユダの全ぜん土どを行ゆき巡めぐり、王おうの命めい令れいのとおりに告つげた。「イスラエルの子こらよ、アブラハム、イサク、イスラエルの神かみ、主しゅに立たち返かえりなさい。そうすれば、主しゅは、アッシリアの王おうたちの手てを逃のがれて残のこったあなたがたのところに、帰かえって来きてくださいます。

10こうして急きゅう使したちは、エフライムとマナセからゼブルンの地ちに至いたるまで、町まちから町まちへと行ゆき巡めぐったが、人ひと々びとは彼かれらを笑わらいものにして嘲あざけった。

13こうして、第だい二の月つきに多おおくの民たみが、種たねなしパンの祭まつりを行おこなうためにエルサレムに集あつまった。それは、おびただしい数かずの大だい集しゅう団だんであった。

17会かい衆しゅうの中なかには、身みを聖せい別べつしていない者ものが多おおかった。そこで、きよくないすべての人ひと々びとに代かわって、レビ人びとが、過すぎ越こしのいけにえを屠ほふる役やく目めに就つかなければならなかった。それらを主しゅに対たいして聖せいなるものとするためである。

21エルサレムにいたイスラエルの子こらは、七なぬ日かの間あいだ、大おおきな喜よろこびをもって種たねなしパンの祭まつりを行おこなった。レビ人びとと祭さい司したちは、毎まい日にち主しゅに向むかって力ちから強づよい調しらべの楽がっ器きを奏かなでて、主しゅをほめたたえた。

23全ぜん会かい衆しゅうは、さらに七なぬ日か間かん祭まつりを行おこなうことを決きめ、喜よろこびをもって七なぬ日か間かん、祭まつりを行おこなった。