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New Testament

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1ダビデのちかづいたとき、かれむすのソロモンにつぎのようにめいじた。
2「私はのすべてのひとみちこうとしている。あなたはつよく、おとこらしくありなさい。
3あなたのかみしゅへのつとめをまもり、モーセのりっぽうしょかれているとおりに、しゅおきてめいれいさだめとさとしをまもってしゅみちあゆみなさい。あなたがなにをしても、どこへかっても、さかえるためだ。
4そうすれば、しゅは私についておげになったやくそくたしてくださるだろう。すなわち『もし、あなたのむすたちがかれらのみちまもり、こころくし、いのちをくして、せいじつにわたしのまえあゆむなら、あなたには、イスラエルのおうからひとたれることはない』。
5また、あなたはツェルヤのヨアブが私にしたこと、すなわち、かれがイスラエルの二人ふたりぐんちょう、ネルのアブネルとエテルのアマサにしたことをっている。ヨアブはかれらをぎゃくさつし、へいなときにたたかいのながし、ぶんこしおびあしのくつにたたかいのをつけたのだ。
6だから、あなたはぶんにしたがってこうどうしなさい。かれしらあたまやすらかによみにくだらせてはならない。
7しかし、ギルアデじんバルジライのたちにはめぐみをほどこしてやり、かれらをあなたのしょくたくつらならせなさい。かれらは、私があなたのきょうだいアブサロムのまえからげたとき、私のちかくにてくれたのだから。
8また、あなたのそばに、バフリムしゅっしんのベニヤミンじんゲラのシムイがいる。かれは、私がマハナイムにったとき、じょうはげしく私をのろった。だが、かれは私をむかえにヨルダンがわくだってたので、私はしゅにかけて、『おまえをつるぎころすことはない』とかれちかった。
9しかしいまは、かれとがのないものとしてはならない。あなたはひとだから、どうすればかれしらあたまめてよみにくだらせられるかがかるだろう。」
10こうして、ダビデはせんとともにねむりにつき、ダビデのまちほうむられた。
11ダビデがイスラエルのおうであったかんは四十ねんであった。ヘブロンで七ねんおさめ、エルサレムで三十三ねんおさめた。
12ソロモンはちちダビデのおうき、そのおうかくりつした。
13あるとき、ハギテのアドニヤがソロモンのははバテ・シェバのところにやってた。バテ・シェバは「へいなことでたのですか」とたずねた。かれは「へいなことです」とこたえて、
14さらにった。「おはなししたいことがあるのですが。」するとかのじょった。「はなしてごらんなさい。」
15かれった。「ごぞんじのように、おうは私のものでしたし、イスラエルはみな私がおうになるのをたいしていました。それなのに、おうてんじて、私のおとうとのものとなりました。しゅによってかれのものとなったからです。
16いま、あなたに一つのおねがいがあります。ことわらないでください。」バテ・シェバはかれった。「はなしてごらんなさい。」
17かれった。「どうかソロモンおうたのんでください。あなたからならことわらないでしょうから。おうがシュネムじんおんなアビシャグを、私につまとしてあたえてくださるように。」
18そこで、バテ・シェバは「いいでしょう。私からおうにあなたのことをはなします」とった。
19バテ・シェバは、アドニヤのことをはなすために、ソロモンおうのところにった。おうがってかのじょむかえ、かのじょれいをして、ぶんおうすわった。おうははのためにせきもうけられ、かのじょおうみぎすわった。
20かのじょった。「あなたに一つのちいさなおねがいがあります。ことわらないでください。」おうかのじょった。「ははうえ、そのねがごとかせてください。ことわることはしませんから。」
21かのじょった。「シュネムじんおんなアビシャグを、あなたのあにアドニヤにつまとしてあたえてやってください。」
22ソロモンおうははこたえた。「なぜ、アドニヤのためにシュネムじんおんなアビシャグをねがうのですか。かれは私のあにですから、かれのためにはおうねがったほうがよいのではありませんか。かれのためにも、さいエブヤタルやツェルヤのヨアブのためにも。」
23ソロモンおうしゅにかけてつぎのようにちかった。「アドニヤがこういうことをってもなおぶんのいのちをうしなわなかったなら、かみがこの私をいくにもばっせられるように。
24しゅきておられる。しゅは私をちちダビデのおうかせて、私をかたて、やくそくどおり私のためにいえててくださった。アドニヤは今日きょうころされなければならない。」
25こうしてソロモンおうは、エホヤダのベナヤをつかわしてアドニヤをらせたので、かれんだ。
26それから、おうさいエブヤタルにった。「アナトテのぶんしょかえれ。おまえはあたいするものだが、今日きょうはおまえをころさない。おまえは私のちちダビデのまえかみであるしゅはこかつぎ、ちちといつもくるしみをともにしたからだ。」
27こうして、ソロモンはエブヤタルをしゅさいしょくからついほうした。シロでエリのぞくについてかたられたしゅのことばは、こうしてじょうじゅした。
28このらせがヨアブのところにつたわった。ヨアブはアブサロムにはつかなかったが、アドニヤについていたのである。ヨアブはしゅてんまくげ、さいだんつのをつかんだ。
29ソロモンおうに「ヨアブがしゅてんまくげて、いまさいだんかたわらにいる」というらせがあった。するとソロモンは、「ってかれれ」とめいじて、エホヤダのベナヤをつかわした。
30ベナヤはしゅてんまくはいって、かれった。「おうがこうわれる。『そとよ。』」かれは「いや、ここでぬ」とった。ベナヤはおうにこのことをほうこくした。「ヨアブはこう私にこたえました。」
31おうかれった。「かれったとおりにせよ。かれってほうむれ。こうして、ヨアブがゆうもなくながしたせきにんを、私と、私のちちいえからのぞけ。
32しゅは、かれながしたかれあたまそそかえされる。かれぶんよりもただしくぜんりょう二人ふたりものちかかり、つるぎぎゃくさつしたからだ。かれは私のちちダビデがらないうちに、イスラエルのぐんちょうである、ネルのアブネルと、ユダのぐんちょうである、エテルのアマサをぎゃくさつしたのだ。
33二人ふたりえいえんにヨアブのあたまかれそんあたまそそかえされ、ダビデとそのそん、および、そのいえおうには、とこしえまでもしゅからへいあんがあるように。」
34エホヤダのベナヤはのぼってき、かれってころした。ヨアブはあらにあるぶんいえほうむられた。
35おうはエホヤダのベナヤをかれわりにぐんだんちょうとした。また、おうさいツァドクをエブヤタルのわりとした。
36おうひとつかわしてシムイをせ、かれった。「エルサレムにぶんいえて、そこにむがよい。だが、そこからどこへもてはならない。
37ってキデロンのたにわたったには、おまえはかならななければならないとかくしておけ。おまえのせきにんはおまえしんじょうりかかるのだ。」
38シムイはおうった。「よろしゅうございます。しもべはおうさまのおっしゃるとおりにいたします。」このようにしてシムイは、なんにちものあいだエルサレムにんだ。
39それから三ねんたったころ、シムイの二人ふたりれいが、ガテのおうマアカのアキシュのところへげた。シムイに「あなたのれいたちがいま、ガテにいる」というらせがあったので、
40シムイはすぐ、ろばにくらき、れいたちをさがしにガテのアキシュのところへった。シムイはって、れいたちをガテからもどした。
41シムイがエルサレムからガテにってかえってたことが、ソロモンにらされた。
42すると、おうひとつかわし、シムイをしてった。「私はおまえに、しゅにかけてちかわせ、『おまえがて、どこかへったには、おまえはかならななければならないとかくしておけ』とけいこくしておいたではないか。すると、おまえは私に『よろしゅうございます。したがいます』とった。
43それなのになぜ、しゅへのちかいと、私がおまえにめいじためいれいまもらなかったのか。」
44おうはまたシムイにった。「おまえはこころなかで、ぶんが私のちちダビデにたいしておこなったすべてのあくをよくっているはずだ。しゅはおまえのあくをおまえのあたまかえされる。
45しかし、ソロモンおうしゅくふくされ、ダビデのおうしゅまえでとこしえまでもかたつ。」
46おうはエホヤダのベナヤにめいじた。ベナヤはってシムイをり、シムイはんだ。こうして、おうこくはソロモンによってかくりつした。
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